Q.
蚊は羽根が二枚しかないから、飛翔能力がそれほど高くはないと聞きました。でも、雨の日でも屋外では蚊に刺されます。蚊は雨の中でどうやって飛んでいるのでしょうか。
A.
蚊の後ろ翅は退化してはいますが、平均こんというジャイロの機能をもっており、この動きが飛行中のバランスを保つのに役立っていて、急旋回や後ろ飛びなど複雑な飛行を可能にしています。実はハエや蚊は飛ぶための翅は2枚ですが、最も高度な飛行技術をもっているのです。雨の日に好んで飛ぶことはあまりありませんが、茂みや木の葉の裏に潜んで、人が近寄ってきたのを察知して刺すことはよくあります。 (コンテンツプロデューサー:赤池学)