Q.
夏休みの自由研究で、「虫の起き上がりかた」を調べています。ショウリョウバッタを調べていて、不思議に思ったんですけど、虫は人間みたいに腰をまげられるんでしょうか。ショウリョウバッタは、足が長いから、起き上がりたい方向に足がとどく。そこまではわかるんですけど、その後、どうやって起きあがるのかが、よくわかりません。よ~く見ていても、早すぎてわからない。先生、教えてください。
A.
一般に体が頭部、胸部、腹部の3つに分けられ、3対の脚(計6本)をもつものを昆虫と呼びます。したがって昆虫には人間のような「腰」にあたる部分はありません。バッタなどはその長い脚のばねを生かし、勢いよくはねあげて起き上がるのです。カブトムシやクワガタなどの甲虫をひっくり返すとよくわかりますが、脚をバタバタ動かして脚のツメを地面に引っかけて起き上がっています。 (コンテンツプロデューサー:赤池学)