Q.
熱帯魚でアロワナという魚がいますが、この魚のエサにつかわれるジャイアントミルーワームという昆虫の産卵から繁殖(飼育)の方法、幼虫の時のエサ、成虫の時のエサなど詳しく教えてください。
A.
ミールワームはゴミムシダマシの仲間の幼虫です。主に原産地は中近東から中央アジアの乾燥地域です。最近はペットショップなどでも売られていますが、こうした所では、餌としてふすま(麦の一部)やニワトリの配合飼料、ハムスターの餌、ドックフード、パン粉などを使っているようです。もともと穀物の粉などを食べる昆虫ですので、これらに近いものなら大体、餌として使えるようです。ケースにこれらの餌を敷いて、その中で育てます。暖かいところで育てると、幼虫はサナギになりますが、このサナギを幼虫が食べてしまうことがあります。もしサナギを成虫に育てたいならば幼虫とは別の入れ物で育てた方が良いでしょう。その際、あまり湿気をし過ぎないことが大切です。 (コンテンツプロデューサー:赤池学)