Q.
朝、散歩をしていると、角の生えた奇妙なとんぼのような、昆虫を見つけました。昆虫の図鑑にものっておらず、福島県の新聞社と、テレビ局に問い合わせのメールをしましたがいまだ、返答が来ません。yどうしたらいいかと思って、いたら、未来博でなぜだろうの質問箱があることを知りました。ファイルを添付しますので、何かを教えてください。先日、原町市で、昆虫に(とんぼ)ついての記事があったので、珍しいものではないかと思っています。y案外、トンボではないのかも知れませんが!
A.
この種類は、ツノトンボと呼ばれる一群で、トンボに似ていますが、脈翅目という分類に属するものです。脈翅目はアリジゴクでおなじみのウスバカゲロウなどがいます。ウスバカゲロウの翅とよく似ていることに気づかれると思います。 トンボは卵・幼虫・成虫と3段階で成長しますが、それに対してチョウやハチなどは卵・幼虫・さなぎ・成虫と4段階で成虫になります。y前者を不完全変態、後者を完全変態と呼びますが、ツノトンボは完全変態をする昆虫です。この点からもトンボとは違う昆虫であることがわかります。 (コンテンツプロデューサー:赤池学)